在日クウェート国大使館



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PROFILE

クウェイトは17世紀末頃まで、「クライン - Qurain (またはグレイン - Grane)」と呼称されていた。その後、クウェイトと呼ばれるようになったが、クラインとクウェイトという言葉はアラビア語の「カルン - Qarn」と「クウト - Kout」の示小名詞(ある名詞のより小さなものを示す名詞)で、カルンは高い丘、クウトは城とか砦を意味している・・・ 続きを読む

WELCOME MESSAGE

日本・クウェートの両国関係がますます発展し、強固なものになりつつある今日に、日本においてクウェート国を代表できることを誇りに、悦ばしく思います。 
そしてクウェート大使館は両国関係をさらに促進させるために日々最大限の努力をいたしております・・・ 続きを読む

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クウェート国大使館
Embassy of the State of Kuwait
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アラブチャリティバザー
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様へ
3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして、被災された方々にお見舞いを申し上げます。

EMBASSY NEWS

2014年4月6日 (宮古)
クウェート、被災した三陸鉄道の全線復旧を支援

日本の東北地方にあり、震災で被災した鉄道を支援したクウェート国に、日本の閣僚からも改めて謝辞が寄せられた。

三陸鉄道が震災から3年余りの後に完全復旧を遂げるにあたり、クウェートからの支援により新しい車両を導入したことから、このような謝辞に至った。

東京からおよそ480キロに位置する岩手県宮古市の宮古駅で行われた、三陸鉄道全線運行再開記念式典において、根本匠復興大臣は、「1984年の開業以来、三陸鉄道は地域の学生や高齢者の方々の足として、さらには観光の目玉としても、重要な役割を果たしてきた。クウェートからは、多大なるご支援をいただいたことに、心から感謝申し上げる」と述べた。根本大臣はまた、安倍晋三内閣は、被災地での復興事業を加速させることを最優先課題に挙げていると強調した。

三陸鉄道は、岩手県の太平洋沿岸の全長107.6キロメートルを運行する。北リアス線と南リアス線の2路線ともに、地域住民の生活に必要不可欠な鉄路である。しかし2011年3月11日に起こった、マグニチュード9.0の大地震と、それに伴う津波によって、車両、線路、駅舎が破壊され、運休を余儀なくされていた。

太田昭宏国土交通大臣は、国営クウェート通信に対し、2011年以来最大の支援を惜しまなかったクウェートに対し、感謝の意を表した。「あの壊滅的な震災から3年が経ち、三陸鉄道は完全に復活した。鉄道の再開は、地域住民にとって、他の交通手段の復活とはまた違う、特別な喜びをもたらすもの。クウェートからの金銭的な支援のおかげで、三陸鉄道はこのような素晴らしい車両を購入することができた。私たち日本国民は皆、クウェートにとても感謝している」。前日の南リアス線の全線運行再開に続いて、この日北リアス線で10.5キロメートルの区間が運行を再開したことで、待ち望まれた三陸鉄道の完全復活は実現した。

全線運行再開を記念して、三陸鉄道は新たに5台の車両を導入した。新車両は1台あたり1億6千万円(160万米ドル)で、その中にはレトロ車両やお座敷車両も含まれている。新車両はクウェートからの支援により購入された。昨年4月には、南リアス線の部分運行再開の際に、クウェートからの支援で、三陸鉄道は3台の新型車両を購入している。

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使とジャミーラ夫人は、大臣や岩手県下の地方自治体の関係者、地域住民らと共に、三陸鉄道の全線運行再開を祝った。式典において大使は、これを「復興の確かな一歩を新たに刻む」ものとし、この歴史的な式典に参加できたことへの感謝の念を表した。喪失と破壊の苦しみは、まだ続いているとしながらも、大使は、被災地の人々には、より輝かしい未来を切り開いてゆく情熱とちからが備わっているものと確信していると述べた。「私の国の国民も政府も、親愛なる日本の友である皆様へのご支援を続けていくと、改めて誓う。私たちのことを、いつでも一緒にいることを約束した親友であると、思っていてください」と、アルオタイビ大使は強調した。

クウェートからの支援への感謝のしるしとして、三陸鉄道株式会社理事長を兼任する達増拓也岩手県知事より、記念レールの置物と、車両の模型の贈呈があった。達増知事は祝辞の中で、クウェートからの支援と関係者全員の多大なる協力に感謝し、運行再開記念列車となる「お座敷車両は、クウェート国の支援により新しく作られた」と言及した。

2011年の震災後、クウェート国首長シェイク・サバーハ・アルアハメド・アルジャーベル・アルサバーハ殿下の指示により、クウェート国は500万バレルの原油、5億米ドル相当を日本に贈呈した。
この原油を売却した資金が義援金として、最も震災の被害が大きかった3県に分配された。
岩手県はそのうちの1県。

クウェートへの御礼を示す、「クウェート国からの支援に感謝します。」と日本語、英語、アラビア語で書かれたメッセージが、全8両の各車両の乗車口横に貼付され、また各車両ともその前後に、クウェート国国章が掲げられている。クウェートからの支援は、8両の車両購入のほかに、被災した5つの駅舎の再建や、他の施設の整備に役立てられた。

三陸鉄道の被害は、橋脚や駅舎を含めて全線で320ヶ所近くに及び、その復旧にかかった費用は、およそ92億円(9000万米ドル相当)。

式典後、大使夫妻と他の来賓は新たに導入された「お座敷列車」での45分間の旅を楽しんだ。
この列車の導入を祝う、記念乗車券も販売された。
(記事の原文と写真:国営クウェート通信石神特派員、翻訳:大使館)

2014年4月5日 (釜石)
三陸鉄道南リアス線、クウェート国の支援により全線運行再開

東日本大震災の被害に遭った北日本の鉄道が、クウェート政府の資金援助を受け、最後まで不通だった2区間での運行を再開し、3年ぶりの全線運行を果たす。

三陸鉄道は、岩手県沿岸の総距離107.6キロメートルを運行する鉄道で、北リアス線と南リアス線の両路線は、どちらも地域住民の生活に欠かせないもの。しかし2011年3月11日、震度9の地震と、それに伴う津波により、車両、線路、橋脚、駅舎が破損し、運行休止を余儀なくされていた。

この日、南リアス線で運行不通だった15キロメートルの区間が復旧し、全線で運行が再開された。北リアス線は6日に全線運行が再開される。全線復旧を記念して、三陸鉄道は新規に5台の車両を導入した。車両は1台あたり1億6千万円(160万米ドル)の製造費がかかったが、5台の中には、レトロ車両やお座敷車両も含まれている。

これらの新車両の購入には、クウェートからの支援金が充てられた。昨年4月の三陸鉄道南リアス線の部分運行再開時には、クウェートの支援で、3台の新型車両が購入されている。2011年の震災後、クウェート国首長シェイク・サバーハ・アルアハメド・アルジャーベル・アルサバーハ殿下の指示により、クウェート国は500万バレルの原油、5億米ドル相当を日本に贈呈した。この原油を売却した資金が義援金として、最も震災の被害が大きかった3県に分配された。岩手県はそのうちの1県。

クウェートへの御礼を示す、「クウェート国からの支援に感謝します。」と日本語、英語、アラビア語で書かれたメッセージが、全8両の各車両の乗車口横に貼付され、また各車両ともその前後に、クウェート国国章が掲げられている。

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使とジャミーラ夫人は、南リアス線全線運行再開を、関係者や地元の住民とともに祝賀した。祝賀式典に先立ち、大使夫妻ら来賓は、新規に導入されたレトロ車両による記念列車に乗車し、90分の旅を楽しんだ。出発前に大使は、この車両に、再開記念ヘッドプレートを取り付けた。

三陸鉄道の望月正彦社長が、全線運行再開を宣言すると、記念列車は、来賓と抽選で選ばれた48名の乗客を乗せて出発した。運行再開記念乗車券も発売された。

東京から北東およそ430キロメートルに位置する岩手県釜石市の釜石駅で行われた記念式典には、坂井学国土交通大臣政務官兼復興大臣政務官も参列し、「三陸鉄道の全線開通は、地域住民にとって被災地の復興を実感させるものであり、復興をさらに前に進ませることが期待されている」、と祝辞を述べた。

三陸鉄道は、第三セクター方式で1984年に開業して以来、高校への通学や病院への通院、買い物など、地域住民の足として様々な役割を果たしてきた。昨年、人気テレビドラマ「あまちゃん」に登場する鉄道会社のモデルとなったことで、全国からの注目を集めるようになった。このドラマは、被災地の人々を元気づけただけでなく、全国からの乗客を集めることに一役買った。

クウェートからの支援は、8両の車両購入のほかに、被災した5つの駅舎の再建や、他の施設の整備に役立てられた。三陸鉄道の被害は、橋脚や駅舎を含めて全線で320ヶ所近くに及び、その復旧にかかった費用は、およそ92億円(9000万米ドル相当)。

三陸鉄道株式会社理事長を兼任する達増拓也岩手県知事は、クウェートからの支援と並び、関係者ひとりひとりの尽力と協力に対する謝意を表した。

「新しいレトロ車両は、クウェートの支援によって導入された。三陸鉄道は、地域住民の生活の足であるとともに、地域間の交流や、観光等による地域振興のために不可欠なインフラ。さらに被災した三陸沿岸の活性化のけん引役としても期待される」と、達増知事は祝辞の中で述べた。

「南リアス線の全線運行再開は、地域住民に希望と勇気を与えるとともに、岩手県民、全国、全世界の方々からいただいた御支援への恩返しにつながる」、と県知事は強調した。

震災は、日本の東北地方を中心に19,000名余りの死者や行方不明者を出し、岩手県内でも5,800名の住民が犠牲になった。達増知事は、2014年を「本格復興推進年」と位置付け、被災者ひとりひとりが安心して生活を営むことができる環境整備のために、復興への取り組みをさらに進めていくとした。

喜びに満ちた地域住民や鉄道ファンは、全線での運行再開を祝福するために、南リアス線沿線の駅に横断幕やクウェートの小旗を持って集まり、列車を出迎えた。

「以前は、駅から歩いてたった2分の家に住んでいましたけど、あの大きな津波に家が呑み込まれてしまい、今は仮設住宅に住んでいます。三陸鉄道の復旧は、本当に嬉しいことで、今日は涙が止まりません。まるで夢を見ているようです。クウェートの皆さまに、私からの御礼の気持ちを伝えてください。ありがとうございます」と、70代の女性は、涙ながらにクウェート国営通信の特派員に話した。

記念列車に乗車していた年配の夫婦は、娘さんが当選した乗車券でこの列車に乗ることができたという。「金婚式のお祝いにと、娘がくれたこの乗車券は、忘れられない贈り物となりました。三陸鉄道の全線復旧を、ずっと待ち望んでいましたから。今日とうとう帰ってきたのですね」、と夫婦は話した。

式典後、報道各社の囲み取材に応じたアルオタイビ大使は、一連の祝賀行事に参加できたことへの喜びを教師、クウェート国が今後も、日本の復興への取り組みを支援していくことを誓った。

「クウェートは友人を支援するものです。クウェートの国民と政府は、独立以来日本から受けてきた支援を決して忘れません。日本の皆さまがこの試練を乗り越えてゆくことをお祈りしますし、もちろんそうすることでしょう。今日は、復興の進捗が見られて、私もとても嬉しいです」、と大使は語った。

続いてジャミーラ夫人は報道陣に対し、こう述べた。「今日は、地元の方々と、鉄道の復旧をお祝いすることができて、とても嬉しいです。今日のことは決して忘れませんし、今日は人生で最高の1日です」。
(記事の原文と写真:国営クウェート通信石神特派員、翻訳:大使館)

2014年4月1日 (東京)
アルオタイビ駐日クウェート国大使、日本クウェイト協会木村会長と新たな協力関係の創造を誓う

駐日クウェート国大使アブドゥルラフマーン・アルオタイビ閣下は、日本クウェイト協会木村康会長と、大使館と日本クウェート教会との新たな協力関係の構築に向けての意見交換を行った。
木村会長はJX日鉱日石エネルギー株式会社代表取締役会長であるため、協議はJX本社ビルにおいて行われた。

会談の席上アルオタイビ大使は、日本の民間企業が、クウェート国との間に活発で友好的な経済関係を築いていることを称賛し、このような関係はここ数年間でさらに強化されているとして、その理由を日本側の積極的な海外市場への進出の機運と、クウェート国政府が国内市場において外資の進出の障壁となっているような問題を除去し、望ましいビジネス環境を整備しようとしている努力の表れであると述べた。

続いて大使は、従来のビジネス関係を超えた新たな相互関係を模索し、新たな枠組みを作り上げ、そのような枠組みを通じて一般の日本の皆様にクウェートを広く紹介したいという意欲を表明し、そのために日本クウェイト協会の協力を仰ぎたいと述べた。日本クウェイト協会には、クウェート国との間に相互に有益な関係を構築している企業や団体が会員として名を連ねている。

木村会長は、このような協議の場を設けた大使のイニシアチブに感謝しつつ、双方が新しいアイディアを出しあって日本とクウェートの人々の友情をより広く深くしてゆこうという、大使の意見に賛同した。

会談の最後には、アルオタイビ大使は木村会長に対し、相互協力関係の新たな機会を発掘するためにも、大使館と日本クウェイト協会の間に、定期的な協議の場を設けようと提案した。
木村会長は大使の提案を歓迎し、今後もクウェートとの絆を深めるあらゆる機会を捉えてゆきたい、と述べた。

木村会長は、石油連盟会長でもある。

2014年3月10日 (東京)
クウェート日本友好議員連盟議員団、岸田外務大臣を表敬訪問

日本を公式訪問中のクウェート日本友好議員連盟議員団(団長:カリール・アブドゥッラー国民議会議員)と岸田文雄外務大臣は、両国間の交流関係のさらなる拡大に傾注することを確認した。会談の冒頭、岸田外相は、クウェート国と日本との50年以上に及ぶ協力関係には目に見えて進歩がある、と満足感を示しながら、最近両国の首脳がそれぞれの国を訪問したことに触れた。

クウェート国首長シェイク・サバーハ・アルアハマド・アルジャーベル・アルサバーハ殿下が2012年3月、国賓として訪日したことに続き、安倍晋三日本国内閣総理大臣は昨年、クウェート国を訪問した。

「両国間の活発な交流が、政府レベルばかりでなく議会レベルでも見られることは、嬉しい限りです。皆様方の訪日によって、クウェートと日本の絆はさらに拡大するでしょうから、この訪問はとても意義深いものであります」、と岸田外相は述べ、「両国は、包括的パートナーシップを強化することで一致したことでもありますし、私も議員交流が今後も継続して、両国間の関係強化に寄与することを期待します」と続けた。さらに政府が11日に東日本大震災3周年の追悼式を開催することと、この式典にクウェート国の議員団も招待されていることを受け、岸田外相は、地震と津波で甚大な被害を受けた日本への連帯を示し、最大の支援を行ったクウェート国への日本国からの感謝の意を表した。「クウェートからの支援は、日本国民の心に明瞭に刻み込まれています」、と外相は述べた。

東日本大震災後、クウェートは日本に対し、復興支援のために500万バレルの原油、およそ5億米ドル相当を贈呈した。さらにクウェートは、震災で深刻な被害を受けた海洋科学博物館、アクアマリンふくしまに対して300万米ドルを、日本赤十字社に対して200万米ドルを追加で拠出した。これらの支援は、被災地で、鉄道の新車両の購入や子供のケアセンターの設立などの復興プロジェクトに役立てられている。

会談後、アドナーン・アブドゥルサマド国民議会議員は、国営クウェート通信とクウェートTVに対し、両者は、二国間の協力関係の進展のために、両国の国会、国民議会が貢献する方策についての意見交換を行ったと述べた。

この点において岸田外相は、2012年3月に署名された両国間の投資促進・保護協定の早期発効の重要性につき言及し、日本側の国会はすでにこの協定を承認したと付言した。

クウェート側は、クウェートのオフセットプログラムが、日本企業のクウェートへの投資の大きな妨げになっているということを認識している、とアブドゥルサマド議員は述べた。日本の政府も企業も、このオフセットプログラムの廃止を繰り返し求めており、その廃止がクウェートでの日本企業のビジネス環境の向上につながるとしている。

この会談には、駐日クウェート国大使アブドゥルラフマーン・アルオタイビ閣下も出席した。アルオタイビ大使は、1961年のクウェート国独立以来の日本との歴史的繋がり、とりわけ1990年から91年の湾岸戦争時に日本が果たした役割を称賛した。今次の国民議会議員団には、他にファイサル・アルドワイサン、マジェド・アルムタイリの両議員も参加している。この日午前中には、議員団は公益財団法人癌研究会有明病院を視察したのち、国会審議を見学した。

議員団はこの他に、日本滞在中に公共輸送施設や風力発電所の視察を予定している。アブドゥッラー議員団長は国営クウェート通信とクウェートTVに対し、「クウェート議員団は、今回の訪日が、両国にとって有意義な結果をもたらすものにしたいと真剣に考えている。このため、日本の専門技術や経験についての見識を深め、情報を共有し、共同プロジェクトの立ち上げに向けて相互協力の方策を探るために、これらの施設を視察する。癌研については、将来的にはクウェート国から患者を日本に移送したり、共同研究を行ったりといったことに興味がある」、と述べた。

(記事の原文:国営クウェート通信石神特派員、翻訳と写真:大使館)

2014年3月10日 (東京)
駐日クウェート国大使、衆議院議長を表敬訪問

駐日クウェート国大使アブドゥルラフマーン・アルオタイビ閣下は、伊吹文明衆議院議長を表敬訪問した。

会談の席上、アルオタイビ大使はクウェート国と日本の間の二国間関係について、あらゆる分野での進展がみられることに喜びを表明した。

なかでも両国の国会議員の交流について、アルオタイビ大使は、現在クウェート国国民議会議員であり、クウェート日本友好議員連盟に所属する議員団が、日本・クウェート友好議員連盟の招聘に応じて日本を訪問中であることに触れ、両国民の協力関係において重要な節目となる出来事だと述べた。

伊吹衆議院議長は、2011年3月に発生した東日本大震災以降、日本に対して贈られてきたクウェート国からの支援に対して謝意と賛辞を表した。伊吹議長はクウェート国首長シェイク・サバーハ・アルアハマド・アルジャーベル・アルサバーハ殿下が、クウェート国と日本との友好関係の支援の果たしてきた役割を称賛し、首長殿下が2012年3月に国賓として来日したことに触れ、その際に大きな成果が上げられたことに言及した。さらに伊吹議長は、両国間の議員の相互交流を続けてゆくことの重要性を強調した。

2014年2月22日 (福島県いわき市)
アクアマリンふくしまに「クウェート・ふくしま友好記念日本庭園」が竣工

2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた、財団法人ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」に、クウェート国からの復興支援を原資とした庭園の竣工が始まった。この庭園は、「クウェート・ふくしま友好記念日本庭園」と名付けられ、震災からの復興の、確かな一歩を記念するものとなった。

この日福島県いわき市にあるアクアマリンふくしまで行われた竣工式典には、駐日クウェート国大使アブドゥルラフマーン・アルオタイビ閣下及びジャミーラ夫人、クウェート科学研究所所長ナジ・アルムタイリ博士はじめ、クウェート国と日本国双方の来賓が列席した。

総面積5000平方メートルに及ぶこの庭園には、アラビア語で「サラーム(平和)」と刻まれた鮫川石の記念碑や池のほか、庭園へと導くクズのトンネルや温室が配されることとなった。この温室内では、砂漠のオアシスを模した環境の中で、生きたクウェートの動植物が展示されている。

クウェート国からの資金援助を受けて、アクアマリンふくしまは施設の強化と利用者サービスの向上のための複数のプロジェクトに取り組んでおり、また地域全体の復興にも貢献してきた。この友好記念庭園は、敷地の屋外部分に、様々な自然環境を体験できるエリアを再現しようという里山プロジェクトの一環である。

2012年3月に国賓として日本を訪れたクウェート国首長は、滞在中にこの震災により深厚な被害を受けたこの水族館の復興と、科学技術の振興のためにと、300万米ドルの贈与を発表した。このことは、福島県民への大きな励みとなり、またクウェートと日本両国の間の友情を深めることとなった。

庭園の竣工記念式典に出席した佐藤雄平福島県知事は、祝辞の中でクウェート国首長からのアクアマリンふくしまの復旧のための贈与だけでなく、震災以来福島県の復興を支援してきたクウェート国への謝意を表した。知事は、「アクアマリンふくしまは、福島県の復興の象徴であり、ここに新しく開園する記念庭園は、クウェート国と福島の友好の証です」と述べた。

知事はまた、福島第一原発事故の悲劇に見舞われた福島県の復興に向けた決意を新たにした。「福島から始めましょう。新しい福島を実現するために、皆さんの支援をこれからもお願いいたします」と知事は述べた。2011年3月11日に発生した、マグニチュード9.0の大地震とこれに伴う津波によって、東北地方は1万9千人近くの死者と行方不明者の被害を蒙り、また、福島第一原子力発電所の事故はいわき市の北55キロメートルの場所で発生した。クウェートは、アクアマリンふくしまへの贈与のほかに、震災発生直後に5百万バレルの原油、およそ5億万米ドル相当の贈与を表明しており、この支援は、最も被害が甚大だった福島県を含む東北三県の復興に役立てられている。

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日大使は、クウェート国と日本の間の個人レベルでの交流を、特筆すべきものとして称賛した。「我々はクウェート国民として、クウェート国首長の指示により、この地球上の数ある国々の中でも一番の親友である皆さまのお役に立てたことを、とても嬉しく思います。我々の友情の歴史が、いかに深く刻まれているのかを、永遠に知らしめる新たな道しるべとなる、この庭園の竣工式を祝うこの機会に、改めて我々の親密なパートナーシップを讃えましょう。この友情は、我々両国のためになるばかりでなく、世界全体のためにも様々に役立つものと確信しています」と大使は述べた。

「過去数年、日本、クウェートそれぞれ国の様々な団体や個人が、歴史を検証し、未来への可能性を模索してきました。殊に、アクアマリンふくしまとクウェート科学研究所のパートナーシップと協力関係は、過去数十年もの間の、ひととひととの繋がりの遺産です」と大使は述べ、両団体の固い協力関係に焦点をあてた。した。「ここに私は、それぞれの団体の長のおふたりの熱意と行動力を称賛し、おふたりのご尽力によって、この二つの団体が両国国民の尊敬と称賛を集めるまでに至ったのだということを改めて申し上げます」「それでもこの友情を、より大きく育て上げるべく、更なる努力が必要です。アクアマリンふくしま、クウェート科学研究所、そしてクウェート大学など、皆様それぞれのご努力が、我々を前進させてくれるのです」と大使は付言した。

2000年に福島県太平洋沿岸にオープンして以来、アクアマリンふくしまは、あらゆる世代の人々が様々な海の神秘を学習できる場所として人気を博してきた。震災時には人的被害は生じなかったものの、本館を襲った津波により、飼育されていた海洋生物の90パーセントが死滅してしまった。アクアマリンふくしまは震災直後から閉館していたが、4か月後に営業を再開した。

クウェート科学研究所所長、アルムタイリ博士は、同施設は1967年に日本のアラビア石油株式会社によって設立されて以来、日本の様々な施設との学術交流を深めてきた、と述べた。このように深く根付いた二国間交流の歴史が、クウェート国がアクアマリンふくしまへの支援を決定した背景にある、と所長は述べた。

アクアマリンふくしまの安部義孝館長は、1968年から69年にかけてクウェート科学研究所で研究員を務めた経緯がある。式典で館長は、クウェート国首長に対して、寛大な寄付への謝辞を述べ、さらに大使の、クウェート国とアクアマリンふくしま、そして福島県との架け橋としての尽力に謝意を表した。
(記事の原文と写真:国営クウェート通信石神特派員、翻訳:大使館)

2014年2月5日 (東京)
アルムラ駐日臨時代理大使、2014年度日本クウェート友好議員連盟における総会及び勉強会に出席

2014年度日本クウェート友好議員連盟による総会及び勉強会が、衆議院議員会館において開催された。クウェート国大使館のハマド・アルムラ駐日臨時代理大使は、約20名の国会議員、外務省中東アフリカ局職員、衆議院議員外交支援室職員とともに出席した。

総会において、議員連盟副会長藤井孝男氏は、新議員連盟会長の小池百合子氏を紹介した。新会長は、今年3月に日本公式招聘で、日本クウェート友好議員連盟議員使節団の日本訪問に関しながら、開会式の挨拶を行った。アルムラ駐日臨時代理大使による挨拶では、日本からの招待に対して感謝と御礼の意を伝え、両国及び両連盟の更なる総互交流及び協力の推進に力を入れたいと述べた。

勉強会では、外務省アフリカ局審議官の岡浩氏によるクウェート国の情勢に関する講話があった。来月クウェート国からの使節団を迎えるにあたり、クウェート国の最新の概要を知り得ることは、日本の議員にとり非常に重要な講話であった。

この議員連盟による総会及び勉強会は、クウェート国の情勢把握、使節団の受入れ準備、連盟会員の再確認、そして更なる二国間の友好的かつ活発な交流のための良い機会となった。

2013年11月28日 (東京)
駐日クウェート国大使夫妻、大使館でチャリティーイベントを開催

クウェート国大使館において、東日本大震災の被災地や児童養護事業、また世界の支援を必要とする社会に手を差し伸べるためのイベントが開催された。

このイベントへの参加者に向けて、アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は歓迎の意を表し、続いてクウェート国の歴史、文化、社会や伝統的な価値観についての講演を行った。

続いてジャミーラ・アルオタイビ大使夫人より、今回のイベントの趣旨説明が行われた。ジャミーラ夫人は、今回のイベントの支援先としていくつかのプロジェクト名を挙げ、参加者に対して改めて感謝の念を表し、また日本の人々への深い愛情を伝えた。

イベント中、アルオタイビ駐日大使は、クウェート国が世界中の国々で行っている人道支援について強調し、人権と尊厳の尊重を基盤とする、公正で豊かな世界の構築へ向けた誓いを新たにした。

また、ジャミーラ夫人は、クウェート女性が社会、政治、教育、文化活動の諸分野において重要な役割を果たしていることを、参加者に示した。

ジャミーラ夫人は特に、貧困層、児童養護、障碍者支援、また2011年3月の東日本大震災の悲劇に見舞われた家族への支援に従事する日本の市民団体の活動に触れて、日本とクウェートの人々が共有する道徳的、人間的な価値観を高く称賛した。

アルオタイビ駐日大使とジャミーラ夫人は、これからもこのようなチャリティーイベントを通じて、支援の必要な社会や人々への支援を続けることへの決意を表明した。

2013年11月09日 (東京)
達増拓也岩手県知事、クウェート国大使館を訪問、震災復興支援への謝意を表明

達増拓也岩手県知事は、県の幹部職員とともに在京クウェート国大使館を訪問、2011年の東日本大震災に伴う地震や津波により生じた被災地住民の困難を軽減するために、惜しみなく提供された支援に対して、クウェート国首長とクウェート国民への謝意を述べた。

達増知事は、アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日大使に対して、復興支援への感謝と復興の進捗状況を述べた。

達増知事はアルオタイビ駐日大使に対し、三陸鉄道南リアス線の全面開通が来年4月に予定されており、その際にはまた是非とも岩手を訪れてほしいと述べた。

岩手県の東部沿岸、大船渡市とその周辺の地域住民の生活に欠かせない三陸鉄道南リアス線は、クウェート国の支援を活用して、今年4月、およそ2年振りに一部運行を再開した。2011年3月11日の東日本大震災の地震と津波の被害を受け、三陸鉄道南リアス線は車両、線路、橋梁、駅舎などに甚大な被害を受け、運休を余儀なくされていた。

震災後、シェイク・サバーハ・アルアハマド・アルジャーベル・アルサバーハ・クウェート国首長の勅令を受け、クウェート国は日本に対し、500万バレルの原油(約5億米ドル400億円相当)を贈呈した。この原油を原資とした支援は、被害の最も大きかった岩手県、宮城県、福島県の三県に配分された。岩手県は、クウェート国から受領した義捐金およそ80億円を活用して、三陸鉄道再開のために新しい車両を購入した。

アルオタイビ大使は、達増知事に対し、岩手県民の生活再建に尽力する、達増知事と県職員皆さんの奮闘を称賛するとともに、日本とクウェート国の友好の絆がより強固なものとなって新たな時代を迎えることへの期待を述べた。

2013年10月10日 (熊本)
クウェート国、「水銀に関する水俣条約」に署名:アルオタイビ駐日クウェート国大使、水銀公害の除去に貢献する決意を表明

10月9日から11日にかけて、「水銀に関する水俣条約外交会議」が日本の西南に位置する九州地方の熊本県熊本市において、国連環境計画の主催によって開催された。


外交会議参加各国は10日、条約の採決と署名に臨んだ。クウェート国からは、アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使が、クウェート国シェイク・サバーハ・ハーリド・アルハマド・アルサバーハ副首相兼外務大臣より全権を委任され、条約に署名した。

本条約は、署名各国に対し、暫定期間経過後の2020年より、水銀を使用した製品の製造や輸出入を禁じるもの。本条約はまた、署名各国に対し、水銀の大気や水陸への排出を削減するための方策を採ることや、既存の水銀の適切な保管や廃棄を促している。

10日には86か国と欧州連合が、条約への署名を行った。アルオタイビ駐日大使は署名後、クウェート国が、この歴史的に重要な条約への最初の署名国に名を連ねたことを大変誇らしく思う、と述べ、この条約がかつて熊本県水俣市で、化学工場が水銀などの有毒物質を含む汚染水を排出したために起きた公害病で、数千人が被害に遭ったことから名づけられたことに思いをはせた。

アルオタイビ駐日大使はまた、人間や自然に被害をもたらす環境汚染を防止するために、クウェート国はあらゆる手段を講じるとし、これはクウェート国やその周辺に住む人々だけでなく、同じ環境を共有する地球上のあらゆる人々のためでもある、と述べた。

この外交会議には、およそ140か国から、1000人の外交団が参加した。

2013年9月6日 (東京)
クウェートの将来を担う若者たちが在京大使館を訪問:日本との新たな絆づくりに期待

クウェート国財務省やクウェート市役所で働く5名のクウェート人の若者が、支援者や保護者、「アルラアイTV」のクルーを伴い、在京クウェート国大使館を表敬訪問し、日本滞在中の体験談を披露した。

一行は、民間団体「日本の次世代リーダー育成塾(塾長:米倉弘昌日本経団連会長)」が主催する交流プログラムの一環で日本に招待され、クウェート国の企業「アルサイエル・グループ」の支援を得て日本を訪れた。7日間の滞在期間中、2011年3月の東日本大震災で津波の深刻な被害を受けた東北地方にも数日滞在した。

一行の大使館表敬を、クウェート国大使館のハマド・アルムラ次席、アブドゥルアジーズ・アルダハラ三等書記官、ムハンマド・アルオトマーン三等書記官の3名が歓待し、若者達の日本体験に耳を傾けた。若者達は、宮城県と岩手県を訪れ、岩手県沿岸部では震災後にクウェート国からの支援で新型車両を導入し、駅舎を整備した三陸鉄道に体験乗車したことなどを口々に語った。

若者達は、今も残る震災の甚大な被害の跡に心を痛めながらも、被災地が健全な復興を遂げつつあるのを目の当たりにしたことを喜び、またクウェート国からの支援に感謝の気持ちを伝える、地域の人々の歓待ぶりをとてもありがたく受け止めたという。

大使館の外交官達は、若者達の貴重な体験談に謝意を表し、この体験は、日本とクウェート両国の人々の絆をより強くすることに必ず役立つだろうと述べた。アルムラ次席は、若者達の将来の成功を願うとともに、この交流プログラムが両国間の関係をより豊かにするものとなることを期待すると述べた。

2013年7月31日
駐日臨時代理大使、安倍総理大臣主催のイフタールへ招待される

7月31日夕刻、ハマド・アルムラ駐日臨時代理大使は、総理官邸で開かれた安倍総理大臣主催のイフタール、ラマダン中の日没後の夕食会に招待された。今年のイフタールには、約34の国と地域の駐日イスラム外交団の代表が参加した。

初めに総理大臣は、寛容の精神をもって他者との共生を重んじることは、日本とイスラムの共通の文化であることに触れ、そして総理はこれからも日本とイスラム諸国間での継続的な強い絆を構築していくことの重要性を述べた。

その後、公明党代表の山口邦津男が祝辞を述べ、森喜郎元総理大臣が乾杯の挨拶を行った。岸田文雄外務大臣も出席した。またアラブ・アフリカ諸国初のエジプト出身の相撲力士である大砂嵐関が招待された。

夕食会中、駐日臨時代理大使は総理大臣と会談した際に、両国間の格別な関係に対して謝意を表し、クウェート国への総理訪問に関して歓迎の意を伝えた。

2013年7月3日(宮城)
福島の漁協の漁船、新たな復興のシンボルとして進水式を迎える: アルオタイビ駐日クウェート国大使、震災復興へのクウェート国の貢献を実感

この日、福島県いわき市の中之作漁業協同組合が建造を進めていた「第二十一権栄丸」が進水式を迎えたという報告を受け、アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、東日本大震災とこれに伴う津波の被害からの復興を目指して重ねられている、日本国民と関係機関の献身的な努力を称賛し、クウェート国が復興の過程に貢献できることは喜ばしい限りだと述べた。

進水式は、宮城県気仙沼市の木戸浦造船本社工場にて行われた。中之作漁業協同組合の吉田喜代表理事組合長、丸中漁業有限会社の吉田一伊代表取締役、第二十一権栄丸の吉田漁労長らが式典列席者を迎えた。日本赤十字社関係者らもこの式典に参列した。

この新造船は、199トン型の秋刀魚棒受網兼鮪延縄漁船で、総工費は8億6400万円。クウェート国からの支援は、福島県を通じて届けられた1000万円で、船内の部品の購入に充てられた。

進水式は、日本伝統の御神事の儀礼に則って執り行われ、甲板から餅が参列者に向けて投げられた。支縄が切断されると、酒瓶が船体で割られ、船首では大きな薬玉がはじけた。マーチの音楽がドックに鳴り響く中、漁船はゆっくりと港に向かい、進水の時を迎えた。

クウェートからの支援金は、船首と操舵室脇に設置された、2台の探照灯とその安定器の購入に役立てられた。それぞれの機材には、クウェート国の国旗と日本赤十字社のロゴが入ったシールが貼付された。シールには、「当機器は、2011年3月11日の東日本大震災で被災した漁船再建のため、日本赤十字社の協力のもと、クウェート国より第二十一権栄丸に寄贈されました」と記述されている。

日本赤十字社からの報告によれば、進水式に参加した関係者の誰もが、クウェート国からの支援に感謝の念を表したという。アルオタイビ駐日大使は、漁船の雄姿を目にして、喜びを表するとともに、この漁船と地元の漁師や漁業関係者の、更なる繁栄と釣果の幸運を祈った。

(写真提供:日本赤十字社)

2013年6月12日(東京)
アルオタイビ駐日クウェート国大使、東京外国語大学訪問、学術交流の拡充に期待

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、東京外国語大学を訪問した。同大学は、1856年に設立された、日本最古の国立大学のひとつであり、現在は言語文化学部と国際社会学部、大学院総合国際学研究科を擁する日本有数の専門大学である。同学訪問には、ムハンマド・アルオトマーン三等書記官が随行した。

アルオタイビ大使の訪問は、立石博高東京外国語大学長により温かく歓迎された。立石学長は、同学の歴史と、2つの学部、大学院、複数の教育研究機関よりなる現在の組織構成につき、大使に概要説明をした。

教育研究総括、国際戦略等担当の宮崎恒二理事からは、外国人留学生の受入れ状況につき、概要説明があった。続いて留学生日本語教育センターの藤森弘子教授より、同センターにつき説明があった。同センターは同学の1部局として1970年に設立された、日本語の初心者からでも受け入れ可能な研修施設。同学大学院総合国際学研究院の青山弘之教授が、アラビア語通訳で大使への概要説明を支援した。

続いて、同学アジア・アフリカ言語文化研究所の飯塚正人教授および錦田愛子助教より、同研究所につき概要説明があった。同研究所は、広くアジア・アフリカの言語や文化を研究する同大付属の施設であり、中東レバノンにも付属研究所を開設している。

学長との懇談および主要施設の概要説明の後、アルオタイビ大使は留学生日本語教育センターを訪れ、実際の授業の様子を見学した。アルオタイビ大使は、複数の教室で、日本語教育の様子を興味深く観察するとともに、ここで日本語の勉強を始めた世界各国からの留学生を、言語は人々や文化を理解するための強力な手段であると激励し、またそれぞれが将来、日本と自国との懸け橋の役割を果たすようにとの希望を述べた。

2013年6月10日(東京)
アルオタイビ駐日クウェート国大使、文部科学副大臣と会談:留学生交流のさらなる拡大を期待

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、文部科学省にて福井照文部科学副大臣と会談した。モハンマド・アルオトマーン三等書記官が大使に同行した。

アルオタイビ大使は、福井副大臣に対し、国会審議中の多忙な時期に時間を割いてくれたことへの謝辞を述べ、日本の教育制度につき、教育先進国のそれと賛辞を述べた。これに対し福井副大臣は、大使への歓迎の辞を述べた後、日本の教育制度について、グローバル化の進行する情勢に鑑みて下村博文文部科学大臣が率先して教育制度改革を行っているところだ、と述べた。

アルオタイビ大使は続いて、クウェート国と日本との長い友好の歴史を称賛し、大学・大学院レベルでの留学生交換プログラムの拡充の方策につき、意見を求めた。福井副大臣は、本件については長い間両国間の懸案事項であるとの認識を共有したうえで、両者は、日本へのクウェート人留学生を増やすための、何らかのメカニズムが必要であることにつき合意し、実務レベルでの協議を直ちに始めるとした。

最後にアルオタイビ大使と福井副大臣はともに、お互いの親交をさらに深め合い、教育面での交流や、科学技術協力をさらに推進することにつき、再確認した。

2013年6月3日(仙台)
アルオタイビ駐日クウェート国大使宮城県庁訪問、宮城県知事、クウェート国からの支援に対し、改めて感謝表明

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、宮城県仙台市の宮城県庁を訪問、「電子黒板寄贈式」への出席の後、村井嘉浩宮城県知事との会談に臨んだ。

この訪問は、東日本大震災と津波によって、甚大な被害を被った東北地方の被災地に対し、クウェート国から様々な形で寄せられた支援を記念する行事のひとつとして、日本赤十字社の尽力により実現した。宮城県庁の正面入り口には、アルオタイビ駐日大使の訪問を称え、日本国とクウェート国の国旗が高く掲げられた。

この度の寄贈式は、東日本大震災で被災した後、周辺の学校と統合されて新しく誕生した平成25年4月1日に統合された石巻市、気仙沼市、東松島市、女川町の8つの小・中学校に対し、最新の学校教材を整備するために、クウェート国政府からの義援金のうち1,000万円を活用して、各学校に2台づつ、計16台の「電子黒板」を寄贈したことを記念して行われた。

電子黒板は目録として、アルオタイビ駐日大使から、高橋仁宮城県教育委員会教育長に手渡された。鈴木隆一日本赤十字社宮城県支部事務局長も、この式に同席した。

式の後、アルオタイビ駐日大使は、県知事執務室に招かれ、村井嘉浩宮城県知事と親しく懇談した。冒頭、村井知事より、クウェート国からの追加支援によって子供たちの学校教材が購入できたことに対する謝辞が述べられた。アルオタイビ駐日大使はこれに応じ、クウェート国からの支援が学校教育のために利用されたことは、自分にとっても喜ばしいことである、それは子供達がこれまでのような学校生活に戻れるように励ますことでもあるし、その子供達が日本の将来において主導的な役割を担うようになるのだから、と述べた。そのうえでアルオタイビ大使は、このような事業を計画して実現させた、日本赤十字社と宮城県の努力を称賛した。

村井宮城県知事は、改めて震災以来クウェート国から寄せられた支援を振り返り、感謝の念を繰り返した。震災直後クウェート国は、500万バレルの原油を日本に贈呈することを決定、その売却益400億円相当は、日本赤十字社を通じて、岩手、宮城、福島の被災三県に配分された。また2012年には合計500万ドル、当時4億円相当の救援金が、日本赤十字社と福島県いわき市のふくしま海洋科学館にもたらされた。その他に震災からわずか1か月後には、アルオタイビ駐日大使自らの手で、甚大な被害に苦しむ宮城県気仙沼市の学校にサッカーボール、文房具、食料、日用品が届けられた。

アルオタイビ駐日大使が、震災直後の被災地沿岸の惨状を思い出し、その破壊の状況は想像をはるかに超えるものだったと語った。それから2年後の被災地の復興状況を称えるとともに、アルオタイビ大使は村井県知事や高橋教育長とともに、この学校教材を活用して勉強した宮城の子供たちが、いつの日かクウェート国と日本の懸け橋となってくれることへの希望を新たにした。

2013年5月29日(盛岡)
アルオタイビ駐日クウェート国大使、いわてこどもケアセンター訪問、クウェート国と日本の友好の絆を再確認

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、岩手県矢巾町にある岩手医科大学矢巾キャンパスを訪問、同敷地内に開所した「いわてこどもケアセンター」入口に設置された、クウェート国との友好を記念するプレートの除幕式に参列した。

プレート除幕式には、アルオタイビ大使の他、達増拓也岩手県知事が来賓として招かれ、竹内賢治日本赤十字社東日本大震災復興支援推進本部長、小川彰岩手医科大学理事長、酒井明夫こどもケアセンター長とともに、除幕に臨んだ。

同センターは、東日本大震災後、心にストレスやトラウマを抱える子供たちの中長期的なケアを目的として、既に宮古市、釜石市、大船渡市の被災地沿岸地域で運営されている地域センターを統括する中核拠点として、今年5月に同大学内に、県の委託事業として設置されたもの。

設置にあたり、クウェート国から日本に寄せられた総額400億円以上の基金のうち、2012年に追加拠出され、日本赤十字社を通じて岩手県に配分された1億3700万円が設備費として活用された。これを記念して同センター入口に取り付けられたプレートには、「被災した児童のために、クウェート国と日本の人々の『絆』の証として」このセンターが建設されたことが記されている。これに応じ、アルオタイビ大使は祝辞中、「クウェート国と日本との真の友情の絆」に言及した。また、達増知事からは、岩手県民を代表してクウェート国からの「心強い励ましや、多大なる義援金」に対する御礼の言葉があった。

セレモニーの後アルオタイビ大使は、達増県知事とともに、同センターの施設見学を行った。診療室やセラピー室のみならず、子供たちが心身ともにリラックスした状態を保てるよう細心の注意を払って設けられたプレイルームやアクティビティルームの充実した機能について、大使と県知事は興味深く説明を受けていた。

視察後臨んだ記者会見の席で、地方紙記者から質問を受けたアルオタイビ大使は、「この施設が、子供たちの、震災からの立ち直りを支援する場となることを希望する」と述べた。

2013年4月14日(東京)
駐日アラブ国大使夫人主催のアラブチャリティーバザーが開催される

クウェート大使館は、駐日アラブ国大使夫人会主催の第15回アラブチャリティーバザーに参加した。今年のバザーは、福島県の複数の施設への寄付金調達を目的としたもの。
第15回目を迎えるこのチャリティーイベントには、安倍昭恵内閣総理大臣夫人が訪れ、ジャミーラ・アルオタイビ駐日クウェート国大使夫人から、陳列されたクウェートの製品、織物、食べものについての説明を受けた。
今年のバザーの収益金は、福島県石川郡平田村の、ひらた中央病院に寄付される。ひらた中央病院は、感謝の意と共に、寄付金を放射線検出器の購入に充てることを表明している。また、収益金の一部は、福島県南相馬市で活動する障害児支援団体の非営利活動団体「かのん」にも届けられる。これらの支援は、日本・アラブ間の深い絆の象徴となるものである。
アブドゥルラーマン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、クウェート国外務省に対し、このような催しを開催するために必要な支援提供を行ったことに深い謝意を示した。駐日大使は、また、このような支援は、クウェート国外務省職員が、在外クウェート国公館の任務を促進することへの関心の高さを支持するものであるとも述べた。

2013年4月11日(東京)
アルオタイビ大使、イスラミックセンタージャパンに寄附金を贈呈:オマル代表代行、クウェートの支援を称賛

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、イスラミックセンタージャパンの代表代行ムーサ・ムハンマド・オマル博士に対して、寄附金を贈呈した。これは、同センターの古くなった建物の建て替えのためにと、クウェート国ワクフ(イスラーム社会の公益財産のこと)・イスラーム事情省から同センターに寄贈されたもので、その額は、1223万5千円。

アルオタイビ大使は、導きと教育を通じて、日本社会にイスラームを紹介するというイスラミックセンタージャパンの使命とその活動を賞賛した。大使は、設立以来同センターが果たしてきた役割とその成果につき、同センターのおかげで数千もの日本人がイスラームに改宗したと称えた。

大使はまた、オマル博士とともに、日本におけるイスラームの現状を概観し、イスラーム施設が必要とする措置や、諸施設の抱える問題につき調査した。両者はまた、クウェート国と同センターの今後の協力のあり方についても協議した。

アルオタイビ大使は、日本国内及び世界中のイスラーム施設の支援のために、クウェート国政府はあらゆる必要な援助を提供する用意があると強調した。

ムーサ・オマル博士は、同センターの建物の建て替えのために提供されたクウェート国の寛大な援助に深い感謝の意を表し、新たな建物は同センターの活動をより促進するだろうとこれを称賛した。

オマル博士はまた、クウェート国政府とその国民の取り組みと援助を、同センターが1970年代に宗教法人として設立されてから、初めてのことと称賛した。同センターの設立には、当時クウェートやアラブ諸国から日本に来た多くの留学生の尽力があった。

2013年4月10日(東京)
駐日クウェート国大使、河合克行衆議院議員を訪問

アブドルラーマン・アルオタイビ駐日クウェート国大使が河合克行外務委員会委員長を訪問し会談を行った。 会談では日本・クウェートのさらなる友好関係の発展について話し合われ、特に両国の国会議員のさらなる交流の促進について今後模索していくことで合意した。



2013年4月3日(大船渡)
アルオタイビ駐日クウェート国大使、岩手県大船渡市を訪問、三陸鉄道の再開を祝す

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、岩手県大船渡市を訪問、三陸鉄道南リアス線の一部再開を記念する一連の祝賀行事に出席した。

アルオタイビ大使は、三陸鉄道南リアス線「盛~吉浜駅間」運行再開記念式典に主賓として招待を受けた。南リアス線の再開にあたり三陸鉄道は、クウェート国からの義援基金を活用した。この基金は、東日本大震災後にクウェート国より寄贈された400億円相当の原油の売却代金により設立されたもので、日本赤十字社を通じて、被害の大きかった被災三県に配分されたもの。三陸鉄道は、この基金を新型車両3台の購入と駅舎の修復費用などに充てた。

式典に先立ち、アルオタイビ駐日大使は達増拓也岩手県知事兼三陸鉄道株式会社会長、戸田公明大船渡市長、望月正彦三陸鉄道株式会社社長の温かい出迎えを受けた。続いて大使は、クウェート国の国章と感謝のメッセージを車体に記した新型車両に案内された。

一連の催しの後、三陸鉄道南リアス線運行再開記念式典は行われた。式典のなかで、達増岩手県知事は県民の感謝の気持ちとして、被災した三陸鉄道のレールを加工した記念品を大使に贈呈した。日本赤十字社からは、広報特使の藤原紀香氏が主賓として列席した。鈴木俊一外務副大臣や衆参両議会議員はじめ、多数の来賓が式典に列席した。

式典後、望月社長の計らいにより、大使は達増県知事、戸田市長らと共に、吉浜駅から盛駅への新型車両の記念運行に乗車した。大雨にもかかわらず、途中の5駅はどれも、待ち望んでいた2年ぶりの運行再開を喜び、三陸鉄道旗とクウェート国国旗を振り続ける地域住民で溢れていた。恋し浜駅では、大使はホームに下車して記念のメッセージを帆立貝の貝殻に残した。

アルオタイビ駐日大使は、クウェート国に感謝を示す地域住民ひとりひとりの喜びに満ちた歓迎に感激し、クウェート国と日本との更なる関係強化、特に草の根レベルでの国民同士の交流を促進することへの決意を新たにした。

2013年3月22日(東京)
駐日アラブ大使夫人の会、クウェート国大使館にて講演会「私達のアラブ文明」を主催

ジャミーラ・アルオタイビ駐日クウェート国大使夫人は、駐日アラブ大使夫人の会主催の講演会「私達のアラブ文明」を、クウェート国大使館にて開催した。講演を行ったのは、ヨルダン大学助教授のアムジャド・クルシャ博士で、文化比較学と西洋・アラブ関係の専門家。

クルシャ博士は講演で、アラブ・イスラム文明の豊かさに着眼し、歴史に深く根付き、また他の諸文明にも大きな影響を及ぼした、様々な社会的側面を強調した。博士はまた、イスラム教の有益な特徴を挙げ、世界中のイスラム教徒に対して、人権擁護、女性の公正な扱い、平等、宗教の尊重といったイスラム教の貴い遺産を広めるよう訴えた。博士はさらに、非イスラム教徒に対しても、イスラム教についてもっと知識を深め、理性的で開放的な見方をして欲しいと呼びかけた。

クルシャ博士は講演中、アラブ・イスラム文化に関する様々な誤解を取り上げて、マスコミや様々な媒体を通じて、歪められた見方が広がっていると指摘した。

講演会には、日本社会の様々な分野から、多くの聴衆が出席し、講演に熱心に耳を傾けた。アラブ外交団長のワリード・シアムパレスチナ国大使の他、クウェート国外交官のハマド・アルムッラ臨時代理大使、アブドゥルアジーズ・アルダラハ三等書記官も出席した。

2013年3月20日(東京)
駐日クウェート国大使夫人の会、児童養護施設の卒業記念イベントを主催

ジャミーラ・アルオタイビ駐日クウェート国大使夫人が、児童養護施設福田会(ふくでんかい)東京本院の卒業記念イベントに参加した。このイベントは、駐日アラブ大使夫人の会が主催し、駐日オマーン国大使館で行われた。

イベントには、社会福祉法人福田会後援会会長として、安倍晋三内閣総理大臣の安倍昭恵夫人も参加した。安倍総理大臣夫人は、イベント後、アラブ諸国の駐日大使夫人とのお茶会、記念夕食会にも参加した。

卒業記念イベントでは、駐日アラブ大使夫人の会から、37名の児童に対して記念品が贈られ、子供達には喜びがあふれた。福田会東京本院の事務局長兼施設長の福田學氏は、駐日アラブ大使夫人の会に対し、深い感謝の念を表した。

2011年、駐日アラブ大使夫人の会は、児童養護施設福田会東京本院に対し、アラブチャリティバザーの収益の一部を寄付している。

2013年2月25日(東京)
クウェート建国記念日レセプション開催

2月25日、在京クウェート大使館はクウェート建国52周年と解放22周年を祝うレセプションを開催した。政界、ビジネス、学術界、外交団体など様々な分野から1000人近くの来賓が集まり、その中には元経済産業大臣の枝野幸男衆議院議員の姿もあった。アブドルラーマン・アルオタイビ在京クウェート大使はまずシェイク・サバーハ・アルアハマド・アルジャーベル・アルサバーハク首長並びにシェイク・ナワーフ・アルアハマド・アルサバーハ皇太子、シェイク・ジャーベル・アルムバラク・アルサバーハ首相、そしてクウェート国民に祝辞を述べた。オタイビ大使はスピーチで、「1962年の憲法公布以来クウェートは民主化ということを最も重要視してきました。そしてクウェートは人道主義を強調していく中で、同年、アラブ経済開発ファンドを設立し、世界中の国々を支援してきました。そして、その感謝の証として、1990年のイラクによるクウェート侵攻の際には、今度は世界中の国々かわが国を支援してくれました。」と述べた。オタイビ大使は「特に我々は、建国以来わが国に対して様々な形で支援を続けてくれた日本国に大変感謝の意を抱いています。」と続けた。「日本はわが国の独立を最初に認めた国の一つです。また、イラクによるクウェート侵攻の際にも財政、環境保護の面からわが国を最初に支援してくれた国の一つでもあります。」と述べた。
また、オタイビ大使は、昨年3月の天皇陛下からのご招待によるサバーハ首長の訪日についても言及した。「サバーハ首長訪日の際に受けた日本側からの多大な歓待は両国間の友好関係を表すものです。また、多くの日本政府高官らが、東日本大震災の際のクウェートからの支援に対して、厚いの感謝の意をサバーハ首長に伝えました。」と大使は述べた。日本クウェート友好議員連盟会長の小池百合子衆議院議員は「東北の方々だけでなく日本中の人々がクウェートへの感謝を忘れることはないでしょう。」とスピーチの中で述べた。「クウェートは早い段階で東北への支援を決定してくれました。クウェートは5億ドルに相当する500万バレルの原油を復興のために提供してくれました。さらに、サバーハ首長の来日の際には更に日本赤十字に200万ドル、特に被害の大きかったアクアマリン福島に対して300万ドルの支援も表明されました。」と述べ、サバーハ首長ならびにオタイビ大使およびクウェート大使館一同に感謝の意を伝えた。アクアマリン福島の安部義孝館長はクウェート国営通信のインタビューで次のように述べた。「我々のミュージアムは復興途中にあります。我々はサバーハ首長及びクウェートの国民からの多大な支援に大変感謝しております。」アクアマリン福島は記念公園を建設中で、公園にはクウェートへの感謝を記したモニュメントを設ける予定。また、レセプションにはハマド・アルムラ2等書記官、アブドルアジズ・アルダラ3等書記官、モハマド・アルオトマン3等書記官も参加した。レセプションではサバーハ首長の来日の様子や震災後のクウェートの支援活動などの写真も展示された。 
(クウェート国営通信260925 Feb 13NNNN  By Miyoko Ishigami (with Photos))

2013年2月25日(東京)
アルオタイビ駐日クウェート国大使、岩手県三陸鉄道の復興の進捗を称賛

アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は、岩手県大船渡市の戸田公明市長及び望月正彦三陸鉄道株式会社社長の表敬を受けた。

戸田市長及び望月社長は、2011年3月11日に発生した東日本大震災と、この際に日本の東北地方東部沿岸を襲来した津波の被害の後、クウェート国が救援のために寄附した莫大な原油に対し、最大限の感謝の念を表した。

戸田市長及び望月社長はまた、最新の報告として、クウェート国からの支援で製造された三陸鉄道の新型車両3台が、4月から岩手県の被災地沿岸の住民のために運行を始める旨を大使に伝えた。この新型車両は、1台約1億5千万円、約163万米ドル相当。

新型車両の側面には、クウェートからの支援に対する感謝のメッセージが日本語、英語、アラビア語で記された。また、車両の前方と後方には、クウェート国の国章が描かれている。

岩手県の三陸鉄道南リアス線は、東日本大震災で被災して以来不通のままだったが、今年4月に、2年振りに運行を再開する予定。これに先立ち、津波で被害を受けた車両に代わる新型車両が、大船渡市に到着した。

新型車両は、岩手県の大船渡市と釜石市を結ぶ三陸鉄道南リアス線で運航を開始する。津波により、線路や鉄橋が甚大な被害を受けたため、全線で2年にわたり、運休を余儀なくされていた。南リアス線のうち、盛駅と吉浜駅の間の約22キロが、4月3日に運行を再開する予定。

アルオタイビ大使は、被災地域の住民が日常生活を取り戻すために、戸田市長や望月社長はじめ関係一同が献身的に取り組む姿を称賛し、復興事業がさらに進展することを願った。


2013年2月25日(東京)
日本の政府高官が、東日本大震災時のクウェート政府からの寛大な援助に再度感謝の意を表明。

「被災地の方々だけでなく全日本国民はクウェートへの感謝の気持ちを忘れる事はないでしょう。クウェートは被災地への支援が迅速且つ多大であり、その恩恵は多岐にわたります。更に5億USドルに値する500万バレルの原油の寄付に加え、昨年3月に国賓として訪日されたシェイク・サバーハ・アルアハマド・アルジャービル・アルサバーハ首長は200万USドルを日本赤十字社へ、3万USドルをアクアマリン福島へ各々寄付される意向を示されました。クウェート首長やクウェート国民の皆さまへ感謝の意をお伝えすると同様、被災地へ何度も足を運び、被災者の方々の正確な状況をクウェート本国へ伝えて下さったアブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使と大使館スタッフの方々にも感謝いたします。」日本・クウェート友好議員連盟会長小池百合子衆議院議員はジャパンタイムズにこのように述べた。 小池議員は日本・クウェート友好議員連盟会長就任後の2月12日にクウェートを訪れ現地の議員らと意見交換を行い、クウェートはアラブ諸国で最も民主化の進んだ国の一つであると述べた。その際、日本とクウェートの半世紀以上に及ぶ外交関係に触れ、外交・経済・文化・環境など多岐にわたる分野で両国の関係がより一層深まるよう尽力すると述べた。

一方、日本クウェイト協会会長の武田邦靖氏はジャパンタイムズと読売新聞に対し、「2012年3月には、心臓バイパス手術から回復された天皇陛下に温かく出迎えられ、クウェート首長の歴史的な訪日がありました。 両国間の投資や文化交流に関する2つの協定を結んだり、多大な原油寄付に加え日本赤十字社やアクアマリン福島への新たな寄付を発表したこのクウェート首長の訪日は、半世紀にわたる友好的な両国関係に新たなページを加えました。」と述べた。「東日本大震災の際のクウェートの財政的支援は今まで日本が各国から受けてきた支援の中でもかつてない額でした。」と付け加え、クウェートの多大な支援に感謝の意を表した。 日本・クウェートの二国間関係は1958年にさかのぼる。当時、アラビア石油はクウェート沖での石油及びガスの採掘権を獲得し、やがて巨大なカフジ油田を発見した。「1961年に日本とクウェートの外交関係が樹立してから両国は、経済、科学技術、環境保護問題などの分野から教育、文化交流の分野にいたるまで、非常に友好的な関係を築いてきた。」と武田会長は述べている。

日本クウェートビジネスマンコッミッティーは1955年から、東京もしくはクウェートで毎年会合を開き、両国の経済協力についてのディスカッションを行っている。現在までに17回の会合が開催され、最も最近行われたのは昨年9月のクウェートで開催された会合である。武田会長はまた昨年10月にクウェートで開催された「第一回アジア協力対話会合(ACD)」におけるクウェートの主導的役割にも言及している。ACD会合はアジアの32カ国の国が参加し、各国共通の利益についてや相互協力体制の強化について話し合った。ACD参加国の首脳が出席した中、サバーハ首長はアジアの貧困国のために20億ドルのファンドを立ち上げることを呼びかけ、クウェートは3億ドル出資することを発表した。

アルオタイビ駐日大使は、昨年12月に新しく組閣された安倍内閣は日本とクウェートが長年培ってきた友好関係を更なる強力なものとすることを確信していると日本の各紙に語った。オタイビ大使は「昨年3月のサバーハ首長の歴史的な訪日はいくつかの重要な結果をもたらした。その最も顕著なものは両国の主導者たちが国内外の様々な問題について意見交換し、特に、経済・投資分野での相互協力を強化するという共通の目標を共有したことだ。」と述べている。またオタイビ大使は、2035年までにクウェートが貿易・経済のハブとなることを目指し、2010年に採用された総額1290億ドルと試算される大規模開発計画に日本経済の積極的な参加を呼びかけている。「現在クウェートで進んでいるインフラ、貿易、教育、財政、福祉などの様々な分野における1370にも及ぶ大規模プロジェクトは、日本の大企業にとって大きな投資チャンスであると思います。」とオタイビ大使は述べている。

オタイビ大使はまた、従来の石油分野だけではなく、クウェートは教育、文化、メディア、科学技術などの分野でも協力関係を促進していくことを確信しているという。「日本の教育、文化の水準は世界から見ても非常に高いものであり、クウェート科学技術研究所やクウェート科学振興財団のような研究機関と今後共同研究なども行われるであろう。」と述べている。またオタイビ大使は「大学機関、特にクウェート大学からは交換留学生の数の増加を求められており、そのような草の根レベルの交流が両国の相互協力関係をより深める。」と付け加えている。

クウェート国営通信251103 Feb 13NNNN By Miyoko Ishigami (with photos)